センターフィールド株式会社様

2021年3~6月 起想人財塾 DXワークショップ

顧客企業にビジネスモデルを提案できる、『人間力』のある社員を育てる

センターフィールド株式会社は、自社製パッケージソフトウェアの販売をはじめ、システム開発事業、Webサイト構築・開発事業など幅広いサービスを手掛けている、社員の年齢層も若いベンチャー企業です。”100年続く企業”の理念を掲げ、常に新しい価値の創造にチャレンジする同社の目指す人材像は「ユーザーの先生」。ユーザーの要望に基づき自身で思考し、第三者の目線も踏まえた良い提案ができる社員を育てるため、DeruQui 起想人財塾 DX ワークショップを採用されました。

概要

『人間力』の高い社員の育成

DX による新たなビジネスモデルを顧客に提案できる

視座・視点、発想力、言語化能力など『人間力』が大幅に成長
「DX 思考だと」「お客様目線なら」と、DX 思考、顧客視点が共通土壌に

参加者インタビュー

3か月間、全10回の DX ワークショップには、管理職、若手社員合わせて14名が参加。
その中から5名の方に、個別インタビューをさせていただきました。

細川 智晃 様

富田 真一 様

平山 はるな 様

大木 祐馬 様

山中 健太郎 様

「『DX 思考』で発想の土壌を共通化できた」

Q. DeruQui 全10回とピッチを終え、実施前と比べてご自身や同僚にどんな変化を感じますか?

「回を重ねるにつれ、皆どんどん真剣になっていきました。普段は目の前のシステムのことしか考えていませんでしたが、お客様の将来像やビジョンなどを考えるようになりました。『相手にしていたのはシステムではなくお客様だ』と気づけたことが、変化のきっかけと感じています」(平山様)

「受講者はそれぞれ異なる部署や業務ですが、それを一旦取っ払って『DX思考の前提だと、こういう考え方も出来るよね』『お客さん目線ならこういう考え方がいいよね』と、発想の土壌が共通化された感覚があります。『DX思考』が受講メンバー間の共通キーワードになったと思います」(山中様)

お客様をきちんと知っていないとまず良い提案が出来ないこと。また、その上で『お客様にとってどんな価値創出が出来るか』を真剣に考えられること。この2点についての意識が、自分も周囲の人間も、今までと変わってきたと感じています」(細川様)

「共感により自己肯定感が満たされ、能動的に自分のハードルを上げていく

Q. DeruQui が他のセミナーなどと違う、と感じた点はありますか

「DeruQuiでは発言をする際、『では30秒で!』などの時間制限があったことです。事前に自分の中で発言内容を整理しておく必要があったため、要点を押さえた言語化とプレゼンの良い練習になったと思います」(大木様)

「他のセミナーでは、ただの参加者、聞き手でしかない、という感じですね。DeruQui も受講前はそんなイメージでしたが、他とは違って参加者全員で発信し創っていくものでした。自分たちの発信で新たなものが生まれていくという感覚が、今までとは全く違っていて楽しかったです」(細川様)

なんでも発言できる空気が醸成されていて、ちゃんと伝えられればそれで正解になりますし、原則褒めてもらえるので自己肯定感が満たされます。勝手に『期待されてるんじゃないか』と考えて、能動的に自分のハードルをどんどん上げてしまうんですよね(笑)」(山中様)

一言で核心を突く、メンターの言語化能力、視座、説得力

Q. DeruQui では各回にメンターが参加しましたがどのような印象がありますか

「メンターからアイデアを交えた発言を聞くと、『なんでそんな考えが出来るのか』と、いろんな知識や経験を重ね、見えているものの視座が違うのだなと圧倒されました。自分たちの意見を聞いて、さらにプラスアルファの点を指摘してくれるので、なかなかない経験が出来たと思っています」(富田様)

「『もっとここをこうしたら』などコメントを貰い、聞いただけでそこまで思考が走ること、レスポンスの速さ、的確さに驚きました。事前課題で書いたこと、発言したことの中で、自分の中で一番伝えたい部分について、一言でバンっと核心を突く言語化能力の高さが印象に残っています」(山中様)

すぐフィードバックを貰え、何が良くて何が課題か把握できる

Q. 各回およびピッチ終了後にお渡しした、個々人へのフィードバックについての感想をお聞かせください

「毎回受講後、すぐフィードバックを貰えるので、何が良くて何が課題か、自分で把握できる点がうれしかったです。受講中は参加するのに精一杯なので、受講後に講師やメンターから意見を貰って振り返って確認できることで自信にもなりました」(富田様)

「特にピッチでの話ですが、自分が伝えたかったことがきちんと伝わっていたことが、フィードバックのコメントから感じられ、頑張ってよかったと思いました。また、各回終了後に次回意識すべきことを指摘して貰えたことが、次回への励みになりました」(平山様)

視点が変わり、思考のアンテナ感度を上げられるようになった

Q. DeruQui を知人・友人、同僚に薦めたいと思いますか

「薦めたいですね。仕事だけではなく、普段ニュースを見ていても、視点が変わってくるのが楽しいです。『こういう考え方も出来るな』『この裏側はこうなっているのかな』と色々なことに対して、思考のアンテナ感度を上げられるようになったので、誰が受けても良い影響があると思います」(山中様)

「はい、ぜひ後輩たちにも受けさせてあげたいと思いました。言語化が苦手な後輩には、特訓として受講すると良いと思いました。言語化が得意な後輩もいますが、目の前の仕事のことしか考えられていないところがありそうなので、参加するともっと視野が広げられると思いました」(大木様)

「薦めたいです。普段、目先の仕事のことは考えていますが、社会の変化や未来のことについては何かきっかけがないと考えないと思います。例えば、弊社のシステムを使っている人のことまできちんとイメージできれば、自分の仕事も楽しくなるし、お客様にとっても良い結果になると思います。自分がこう考えられるようになったので、特に自分の後輩には機会があったら是非受けて欲しいです」(平山様)

経営層インタビュー

写真左から

 富田 祐子 様 : 代表取締役
 原島 啓輔 様 : 取締役本部長
 岡田 英二 様 : 事業推進室 室長

社員の『人間力』向上が課題。『ユーザーの先生』になって欲しい

Q. DeruQui 実施前の状況と、感じていた課題は何ですか

原島様>

主な業務内容はパッケージソフトウェアの提供なのですが、業務内容上エンドユーザーと直接のやり取りが多いため、往々にして『ユーザーからのリクエストが全て正しい』となってしまうことがあります。そんな時、社員によく言っているのは、『ユーザーの先生になれ』ということ。リクエストを受けた上で、自身で思考し、第三者の目線も踏まえた、より良い提案が出来るようになってほしいという意味です。
そのためには、表面的なスキルだけではなく、相手のことを理解し評価して頂く、といった点で足りないところがあると感じており、もっと建設的にユーザーの成功/売上に寄り添う、ユーザーから話をしてもらえるようなスキル=『人間力』を向上させてもらおうと、DeruQui を受講することにしました。ユーザーとのやり取りの中で、今回のワークショップで受け取ったものを各自フィードバックして貰えれば、と考えています。

富田社長>

経営陣としても、研修/教育への投資は有意義にする必要があると考えています。
ユーザーからユーザーへ襷を渡してもらうことで、事業が繋がり続いていくものですので、自社の社員には『人間力』を大事にしてほしいと思っています。

「DeruQui はワークショップ形式でインタラクティブ。『楽しい』『出張先からでも受講したい

Q. DeruQui を受講した社員を見て、社員と話をして、どう感じましたか?

原島様>

日頃の業務の中では出来ないようなことに取り組めている印象ですね。「非常に興味を持ってやれており、気づきも多い、やってよかった」と聞いています。
ただ、こちらとしては「それだけではアカンで。アイデアから仕事に変えよう」とは言っていますが(笑)
受講者からは「楽しい」という声も聞いています。聞くばかりの研修ではなく、ワークショップでインタラクティブに出来ることで、斬新で面白いとのこと。ただ、時間内で思考し続けなければいけないため、どっと疲れる、とも聞いています(笑)

富田社長>

通常、仕事が入ったらそちらを優先するし、会社としてもそうして欲しいところはあるのですが、「出張先からでも受講したい」「このワークショップだけは出る」という社員もいます。元々向上心や意欲はある社員が多かったと思いますが、今まではここまで能動的に実施してもらえるような、良い研修機会がなかった印象ですね。
DeruQui を受講したことで、今までプレゼンには縁のなかった社員には、自分の考えを皆の前で発信する機会、「どうやって他人に伝えるか」を学ぶ機会を設けられたことが非常に良かったと思っています。

自身で主体的に考えて動き、「武器を持ってもらう」きっかけに

Q. DeruQui で優れていると思うのはどのような点ですか

原島様>

DXにフォーカスした上で深堀りが出来る点ですね。それに比べてほかの研修だと、概論や四角四面なものが多い印象です。
現状の業務をただ続けていくだけでは先は無い、ダメなことは分かっていたので、社員に主体的に考えて動けるように、「自分たちで考えた武器を持ってもらう」ためのきっかけとして適していると思います。
また今回、受講のゴール設定を「弊社ユーザーのビジネスモデルを考えられること」としました。事前に中川さんと話し合った上で、このような具体的なゴールを掲げたことで、受講者に期待している成長の道筋と達成基準が明確化され、事前共有出来たと思います。
受講する企業の状況や要望に合わせて、ゴール設定の相談、カスタムが出来る点も良いと思います。

体感型・共感型のワークショップで、自分たちのビジネスに生かせる

Q. DeruQui を知人・友人あるいは他社に薦めたいと思われますか

岡田様>

ぜひ勧めたいと思っています。ロジカルというよりは体感型・共感型の研修という印象で、メンターが参加することで、受講者との一体感が生まれているように思います。斬新で面白いです。こういった研修や講習の場合、受講時はテンションも上がり達成感があるが、受講後はモチベーションが下がっていってしまうもの。それを会社としてどう維持するのか、またビジネスに生かせるようにするのか、が課題で、受講にあたって弊社からもお願いした部分です。
体感型・共感型のワークショップで、得たものを自分たちのビジネスに生かせる、というのは非常に良い試みだと思っているので、付き合いのある会社にもぜひレコメンドしたいと思います。

顧客プロフィール

センターフィールド株式会社

【所在地】<大阪本社> 〒532-0011 大阪市淀川区西中島六丁目 7 番 8 号 大昭ビル
【資本金】3000 万円
【設 立】2003 年 7 月 2 日
【事業内容】企画開発、システム開発、決済代行、物流支援、カスタマーサービス

URL : https://centerfield.co.jp

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