コミュニケーション

理解する & 伝える

コミュニケーションの基本は相互理解。相手の立場やスキル、状況にあわせて「聞いて、理解する」ことが必要であり、同時にこちらの意図やメッセージを正しく相手に伝えることが求められます。とはいえ、コミュニケーションの仕方は人それぞれ。個性や特性にあわせてコミュニケーションのスタイルも異なります。

ビジョンを描き共感を得る

CEOなど、先導役 (リーダー) は、自らのビジョンを伝え、将来像、方向性など、進むべき道を聞き手と共有し、共感を得ることを得意とします。仲間や支援者を増やし、より大きな「ウネリ」を作るうえで重要なスキルです。

相手の立場にたち相互理解を得る

聞き手の立場やスキル、状況にあわせて伝え方を変え、相互理解を得ることができる。特に相手の「納得」を得ることは思ったより難しいものです。調整者 (ファシリテーター) にとっては、さまざまな協力を得る、あるいは調整をするうえで、相互理解を得るスキルが重要な役割を果たします。

詳細・具体的に伝える力

具体的にモノゴトを進める上では、背景や理由、仕組み、原理、ロジックなど、詳細を噛み砕いて伝えることが必要になります。Architect や知恵者 (ブレイン) は、行動者 (エグザキュータ―) や協力者が具体的に実践できるよう、詳細・具体的に伝えることが求められます。

聞き手の行動を促す力

聞き手の意識に働きかけ、聞き手の具体的なアクションを誘発・誘導することが必要になることがあります。チームで行動する限り、あるいは協力者、支援者に動いてもらうために、すべての人がそなえるべき資質かもしれません。