参加者の声

#4

サントリービール株式会社

畑中 さま

9回 (2021.09.06) 起想人財塾DXワークショップ体験コースに参加

ビールの研究をする傍らで、デザイン思考や DX について学んでいる畑中さま
DeruQui のワークショップやセミナーに参加して、どのように思考が変化したかを伺いました。

―― どのような仕事をされていますか?

ビールの飲用時品質についての研究・技術開発を行っています。一方でもっとお客様を感じてビール開発をしないと乗り遅れるのではという危機感があり、デザイン思考や DX についても勉強しています。社内に DX に関するコミュニティも立ち上がっており、その中でアイデア出しなどにも取り組んでいます。

―― すでに DX についてお詳しそうですが、体験ワークショップやセミナーに参加して DX への理解がどう深まりましたか?

「未来志向」が DX であり、未来が技術によってどう変わるかを描くことが肝であるという点が大きな気づきです。デザイン思考はお客様の観察や共感が起点ですが、DX は未来が起点という違いがあることが良く理解できました。「じゃあビールの未来って何?」と考えると途端に難しくなるが、最近の悩みです(笑)

―― 今回は学生も参加するなど、普段よりも参加者の多様性が高い回でした。他の参加者から得るものはありましたか?

海外留学していた学生の方の「世界から見た日本」の視点など、立ち位置によって見方が全く違っていて発見に繋がりました。まだまだ自分は視野が狭いことが良く分かり、それがとても面白かったです。様々な立場の人の視点の違いを活かさないと、なかなか発想を得られないことを学びました。会社の中でも、ビール以外の業務をしているメンバと話してみたいと思います。

―― 体験ワークショップのテーマ「自動運転」はビールとは遠いものですが、その点はいかがでしたか?

普段できないような発想ができたことが面白く、貴重な体験でした。ワークショップでは自分が今感じているストレスを起点に発想を飛ばしたアイデアを考えました。そこから講師の話や他の参加者のコメント、アイデアなどを参考にすることで「アルコール飲料や飲酒という体験は将来的にこうなっていくのでは」という想像が広がり、「あ、繋がった!」と思いました。

―― 最後に、体験コースをどのような方にお勧めしたいですか?

今の仕事にワクワクできていないなと思う方にぜひ参加してもらいたいですね。未来のことを考えるってとてもワクワクすることで、気持ちが高揚します。それによって仕事が今より楽しく感じられる瞬間がきっと来るんじゃないかと思います。ぜひこのワークショップで、無責任に妄想して楽しんでもらいたいです(笑)

編集後記
記事には書けませんでしたが、今の仕事への想いや危機感、DX への情熱を熱く語ってくださいました。技術開発というメインの仕事に取り組みながら、社内コミュニティで副業的に DX に取り組む姿は、とても新しく羨ましく感じました。これからも今の仕事、未来の仕事ともにワクワクしながら取組み、ご活躍いただきたいと心から願います!