参加者の声

#3

某保険会社 DX 推進担当

M さま

7回 (2021.08.02) 起想人財塾DXワークショップ体験コースに参加

「保険業をいかに DX するか」に挑むため、幅広く DX の情報収集に励む M さま。
そんな中で出会った DeruQui の体験コースは「ガラッと発想が切り替わる」契機に。詳しくお話を伺いました。

―― どのような仕事をされていますか?

新設された DX 推進の部署で、DX の企画からローンチまで担当しています。それ以前は営業部でしたが、「会社としてデジタルが次に乗り越えるべき壁だ」との思いから、DX 推進の部署への異動を希望しました。

ただやっていることが「これって DX ?」と思うもので、モヤモヤを解消するために様々なセミナーなどに参加しています。

―― 体験コースに参加されていかがでしたか?

自動運転がテーマでしたが、参加前と後では発想の仕方がガラッと変わりました。はじめは「自分の知っていること」がネックになり、色眼鏡をかけて狭い枠で発想していました。それがワークショップの中でリセットされ、発想を広げられたと思います。今後自在にリセットしていけるか、試していきたいですね。

90分のワークショップでしたが、1日コースでも良いくらい楽しかったです。

―― セミナー、体験コースに参加後、仕事にどう活かされていますか?

保険という枠の外から考える意識が高まりました。セミナーで紹介されていた Netflix の本質のように、「保険というビジネスが、本来お客様に提供すべき価値は何なのか?」をメンバと議論し始めています。部署設立以来ずっと議論を重ねてきましたが、ようやく本質的な議論ができるようになってきたと感じています。

―― 改めて DX に取り組むうえでの課題をどう感じていますか? そしてどう変化したでしょうか?

DeruQui で言う「世界観や物事の本質を捉える」ことができていなかったのかなと例えばすぐに「保険を売る」など数字に向かってしまうと、ブレストをしてもありふれたアイデアに落ち着いてしまいます。
一度立ち止まり、
「世の中がどう変化しているか」の本質を捉え、「では自分たちはどうするべきか?」を考えていく必要があると思います。今すぐに実現できないことでも、「どうしたらできるんだろう」と考えていけると良いなと思っています。

―― 最後に、体験コースをどのような方にお勧めしたいですか?

日々の業務が忙しく、考える時間がない人にこそお勧めしたいです。皆さんそれぞれ考えるときの「癖」があると思います。ただそれを変えるためには、外からのきっかけがないと難しいのかなと。このワークショップなどをきっかけに「こうやって考えればいいんだ」と発想の転換ができると、同じ業務でも取り組み方が大きく変わってくると思います。

ワークショップで使っているツール (Slack + Google Slide) の使い方も参考になるので、対話の方法を学ぶ面でもお勧めしたいです。

編集後記
「ワークショップ中のある一言をきっかけに発想が変わった」と仰る M さまは、とても鋭い方だと改めて感じました。DX に対する意欲もとても高く、今後のご活躍が楽しみです。DeruQui についても部署内で宣伝してくださるそうで、保険業界を変えるような DX のお手伝いができることを、楽しみにしています!